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筋肉が働くしくみ(神経筋接合部)

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今回は、神経筋接合部の構造を知り、筋肉が収縮(働く)仕組みを学びます。 神経筋接合部 α運動ニューロンが、一つの筋の中の筋繊維を支配しており、1個のα運動ニューロンとそれに支配される筋繊維群を運動単位という。 運動神経は筋肉内で筋繊維と接合する。この部分を神経筋接合部または終板という。 運動神経は髄鞘が失われて無髄となり、筋細胞膜との間にわずかな間隙を隔てて接合している。運動神経を伝達した神経インパルスが軸索終末部に到達すると、これが刺激となって化学的伝達物質であるアセチルコリンが終末部から放出される。アセチルコリンは間隙を拡散して筋の終板表面にある受容器と結合し、ここに電気現象(脱分極)を生じさせる。このときの電位を終板電位といい、そのインパルスが筋収縮を起こす。   齋藤 宏(2006)運動学 医歯薬出版株式会社 難しいですね…。 まとめて、ざっくり言うと…人間も電気によって動いているということ! ざっくり過ぎますね((笑) てあて鍼灸整骨院 では電気治療も行っております。

筋肉には種類がある

筋肉は、筋繊維と呼ばれる束が一つになってできています。 今回は、この筋繊維についてのお話です。 ①SO繊維(赤筋・遅筋):筋繊維は細く、収縮速度は遅いが、持久性に富み疲労しにくい。 ②FG繊維(白筋・速筋):筋繊維は太く、収縮速度は速く、発生する張力は大きいが疲労しやすい。 ③FOG繊維(速筋):SO繊維とFG繊維の中間の性質を備え、収縮速度は速く、持久性に富む。両方の筋繊維が一つの筋に混在しており、筋によりその比率が異なり、腓腹筋では白筋が多く、ヒラメ筋では赤筋が多い。                                                                                                                               齋藤 宏(2006)運動学 医歯薬出版株式会社 このように筋肉といっても、それぞれの性質に違いがあるんですね。 では、短距離を走る時とマラソンを走る時では、よく使う筋肉が違うことは、少し分かってきますね。 では、良い姿勢を作る時はどうでしょう? 持久力のあるSO繊維を多く含む筋肉をトレーニングする必要がありますね。 良い姿勢を作っても、すぐに元に戻ってしまう…。 これは、筋力不足が原因なんです! てあて鍼灸整骨院 では、良い姿勢を取り戻す為にトレーニング指導を行っております。               ...