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経絡治療 脈診

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てあて鍼灸整骨院では、はりきゅうによる経絡治療に力を入れています。 今日は、脈診についてのお話です。 まずは、脈診の種類から… A.脈状診➡祖脈、八要の脈、七情の脈、七表八裏九道の脈、七死脈 B.比較脈診➡三部九候診、人迎脈口診、六部定位脈診    種類はたくさんありますが、最も多く使われているのが、六部定位脈診。 もともとは、臓腑の異常を診る診断法であったが、その後、経絡の異常も診る診断法となった。 左手 部位 右手 臓腑 臓腑 手太陽小腸 浮 寸 浮 手陽明大腸 手少陰心 沈 沈 手大陰肺 足少陽胆 浮 関 浮 足陽明胃 足厥陰肝 沈 沈 足太陰脾 足太陽膀胱 浮 尺 浮 手少陽三焦 足少陰腎 沈 沈 手厥陰心包 表示が変😭? 身体の状態を把握する手段の一つが脈診である。 六部の脈の強弱を診る方法⇒軽按・重按を繰り返して左右の弱いところを見つける⇒ 精気の虚を見つける 脈診のほかに腹診も有用であるが、脈がいま現在の状態が、腹は慢性の状態が現れやすい。 東洋医学的病気のメカニズム          病因         ↓ 五臓の精気の虚 → 病理の虚実 → 寒熱の波及 → 臓腑経絡に波及 → 病証 てあて鍼灸整骨院では、お体の不調を東洋医学的な視点からも診て判断し、治療方針を決定していきます。 なかなか治りが悪い疾患でお困りの方は、ぜひご相談下さい。

野間大将にて!(^^)!

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3月20日で、てあて鍼灸整骨院を退職される山田先生と三浦先生の送別会を行いました。 お店は、鳥かわで有名な野間大将! 大将は、てあて鍼灸整骨院が開業されてから、スタッフが変わっても、私たちをずっと可愛がってくれています。お腹いっぱいで幸せでした(#^.^#) 大将、ありがとうございました。 山田先生と三浦先生も、これまでありがとうございました。 今後のご活躍を応援しています。

良い姿勢を作るには、トレーニングが一番!

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今回は、良い姿勢を作るには、運動(トレーニング)が一番良いという自論です! 運動プログラムとは、運動開始前に構成される筋への指令のセットのことで、その構成は過去の運動経験に基づいた、姿勢調節と運動を実行させる為の中枢神経系内部の通信指令である。 中枢神経系内部(運動への意欲・動機付けは大脳辺縁系が関与し、大脳連合野では送られてきた情報をもとに、意図する運動が円滑に行われるような運動プログラムを組み立てる。このとき前頭葉にある前頭前野、運動前野、補足運動野などが小脳と関連しながら運動プログラムの形成に関与する。 齋藤 宏(2006)運動学 医歯薬出版株式会社 じっと立っているだけでも筋肉は働いているので、 姿勢を作るのは 脳。 そして、過去の運動経験に基づく…… ということは、悪い姿勢をとっている場合、 良い姿勢を作るための 筋肉を動かす、運動プログラムを作成する必要があるわけなんです! そして、それを実行すること! 筋肉が…関節が…正しい動きをしてくれることで、良い姿勢を作る。 てあて鍼灸整骨院 では、正しい動きでトレーニングを行い、良い姿勢を作っています。

感覚

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今回は、人間の感覚についての勉強です。 まずは、温度や痛みを感じる仕組みについてです。 皮膚の感覚受容器 人間の多くの行動は身体内外からの刺激により誘発される。 刺激は種々の感覚受容器で感知され、神経インパルスとなって求心性伝達により 視床を経由して大脳皮質の感覚野に達する。ここで初めて触・圧・痛・温など の感覚として認識される。しかし実際の感覚は刺激部位にあり、この現象を 感覚の投射という。  一つの感覚受容器は、ある種類の刺激にだけ反応して興奮する。 これを適刺激という。皮膚には触・冷・温・痛・圧などを適刺激とする固有の  感覚受容器が分布している。最近の研究では、触・圧・冷・温・痛覚はおそらく  自由神経終末に感知されており、その他の感覚受容器は触あるいは圧感覚を感知  されるものとされている。皮膚で感知されるいずれの感覚も刺激強度が強くなると  すべて痛みと感知される。                    齋藤 宏(2006)運動学 医歯薬出版株式会社 痛みを感じるところは身体のあちこちにあるんですね。 これで、人間は痛みに敏感で刺激から身を守ることができるんですね。

筋肉が働くしくみ(神経筋接合部)

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今回は、神経筋接合部の構造を知り、筋肉が収縮(働く)仕組みを学びます。 神経筋接合部 α運動ニューロンが、一つの筋の中の筋繊維を支配しており、1個のα運動ニューロンとそれに支配される筋繊維群を運動単位という。 運動神経は筋肉内で筋繊維と接合する。この部分を神経筋接合部または終板という。 運動神経は髄鞘が失われて無髄となり、筋細胞膜との間にわずかな間隙を隔てて接合している。運動神経を伝達した神経インパルスが軸索終末部に到達すると、これが刺激となって化学的伝達物質であるアセチルコリンが終末部から放出される。アセチルコリンは間隙を拡散して筋の終板表面にある受容器と結合し、ここに電気現象(脱分極)を生じさせる。このときの電位を終板電位といい、そのインパルスが筋収縮を起こす。   齋藤 宏(2006)運動学 医歯薬出版株式会社 難しいですね…。 まとめて、ざっくり言うと…人間も電気によって動いているということ! ざっくり過ぎますね((笑) てあて鍼灸整骨院 では電気治療も行っております。

筋肉には種類がある

筋肉は、筋繊維と呼ばれる束が一つになってできています。 今回は、この筋繊維についてのお話です。 ①SO繊維(赤筋・遅筋):筋繊維は細く、収縮速度は遅いが、持久性に富み疲労しにくい。 ②FG繊維(白筋・速筋):筋繊維は太く、収縮速度は速く、発生する張力は大きいが疲労しやすい。 ③FOG繊維(速筋):SO繊維とFG繊維の中間の性質を備え、収縮速度は速く、持久性に富む。両方の筋繊維が一つの筋に混在しており、筋によりその比率が異なり、腓腹筋では白筋が多く、ヒラメ筋では赤筋が多い。                                                                                                                               齋藤 宏(2006)運動学 医歯薬出版株式会社 このように筋肉といっても、それぞれの性質に違いがあるんですね。 では、短距離を走る時とマラソンを走る時では、よく使う筋肉が違うことは、少し分かってきますね。 では、良い姿勢を作る時はどうでしょう? 持久力のあるSO繊維を多く含む筋肉をトレーニングする必要がありますね。 良い姿勢を作っても、すぐに元に戻ってしまう…。 これは、筋力不足が原因なんです! てあて鍼灸整骨院 では、良い姿勢を取り戻す為にトレーニング指導を行っております。               ...